更年期の訪れる時期は人によって人によって違います。
私は50過ぎにホットフラッシュで更年期と気づきましたが、友人は40の頃すでに更年期でホットフラッシュを経験した人もいます。
早く来た人はやっぱり更年期が終わるのも早く、私がホットフラッシュで悩んでいるころ、彼女はもう平気な顔をしていました。
ホットフラッシュの症状
春に症状が出始めました。
夏でもないのに汗をかくようになりました。
私はあがり症なのでそれでかな?と思っていたのです。
でも、日に日に汗の量が増えてきて、何でもない時に額から汗がたら~っと流れる、太ももからも汗が流れるようになりました。
仕事が接客業なので、1対1で接客している時にホットフラッシュになると隠せなくて大変なこともありました。
それでも更年期を認めたくなかったのでホットフラッシュとは思わないようにしていました。
常にハンカチを手に持ち、こまめに汗を拭ける状態にしていました。
更年期と自覚した時
ホットフラッシュが出て1か月ほどたった時、仕事にもかなり支障が出ていましたし、ホットフラッシュによって精神的に参っていたので、鬱のような症状が出ていました。
以前、友人が母親の更年期のことを話していて、鬱がひどくて「死にたい」と言っていたことを思い出しました。
「死にたい」とは思わなくても、悪いことが起きるとすべて自分のせいのような気がしていました。
もともと明るく元気がいいイメージなので周りからは更年期鬱で悩んでいるとは思われなかったことが、医者に行くタイミングを遅らせてしまいました。
悪いことが起きると涙が止まらなくなり、考え方がマイナス方向へ行っていることを感じていました。
同時に、感情を抑えられなくなっていました。
旦那とけんかして怒ると、怒りが止まらなくなり物を投げていたりしていました。
その時に更年期と自覚しました。
医者に行く決心をしました。
女性ならばだれでも少なからず更年期の症状は出ます。
いつもと違う。と感じたらぜひ婦人科へ行ってほしいと思います。
ホルモン療法
医者に行き、ホルモン療法を受けることになりました。
4日に1回腹部にホルモンパッチを張り替えます。
これが思ったよりも効き、ホットフラッシュは2回目のパッチの終わりにはなくなりかけていました。
半年ほどホルモンパッチを続けると、出血が始まりました。
これは、ホルモンパッチの副作用だとも言われています。
先生に相談したら、そのうち収まるけど(出血)気になるなら少しお休みを入れてもいいといわれました。
なので、週1回にしました。
そのうち貼らなくてもホットフラッシュがなくなったので大丈夫かと思って先生に相談したら、ホルモンパッチは貼っていると骨粗鬆症に良いということだったので続けることにしました。
やめて2週間ほどしたらまたホットフラッシュが出始めたので結局ホルモンパッチはやめていません。
ホルモン療法には、ピル・注射・パッチ の3種類が主流のようです。
注射はわざわざ医者に行かないといけないし、ピルは飲むの忘れてしまう可能性がある。
その点パッチは1回貼れば4日間貼りっぱなしなので楽なのですが、腹部という場所だけにかぶれることが多いです。
暑い!汗がひどい!と感じたらぜひ、婦人科で相談してみてください。
辛い辛いと我慢することはありません。
ホルモン療法を始めると肌もつやつや。
若返りますよ。